喫煙者の365日

30代サラリーマンの備忘録

週末はグアバジュースで優勝だ

グアバというフルーツをご存知だろうか。

そう。BPM180以上の歪(ひず)んだ高速ビートを刻む、オランダはロッテルダム発祥のテクノミュージック、ガバ…

違う、フルーツのグアバだ。

遡ること凡そ10年以上前、大学を出てフリーターをしていた時、働いていたアルバイト先が某大手宅配ピザ屋だった。

そこのサイドメニューにコカ・コーラやダイエットコーク、バヤリースオレンジ等、大手製品がならず中ぽつねんと一際目立つドリンクがあった。それこそグアバジュースだった。

存在は勿論販売商品であるからしってはいたものの、購入して飲むことはなかった。

ある時後輩が社販して美味そうにグビグビと飲んでいるのをみて無性に美味くみえた。

そこで1本購入して飲んでみると。スッキリと、かつ喉にしっかりと存在感を残す深い香り、味、ピーチネクターとは遠くて近いあの感じ。その日から既に虜になった私は凡そ退職までほぼ毎日社販していたのだ。

退職後、地元福山に戻りグアバのグの字も忘れかけていた頃、KALDIコーヒーで発見したのだ彼、否、彼女を。

まるで見つけて欲しそうにメンチンで陳列されていた彼女。

f:id:rocketskates:20200306233754j:image

購入予定だった生ハムの切り落としをそっちのけで、グアバジュースを購入する私。

彼女を購入した直後の私の帰路への足取りは軽く、空も飛べるはずであった。

帰宅後に数年の時を埋めるかのように彼女を貪る私。文句も言わず受け入れてくれる彼女。

KALDIコーヒーに寄ると最近は毎度購入している。

このさきも彼女との時間を共にするのだろう。